2012 NAB :パナソニック編

前日まで何の発表もなかったパナから色々と。
「P2HDネクストステージ、コーデックの進化はAVC-ULTRAへ」と題して4Kカメラレコーダーまで発表された。
これは現在開発中のAVC-ULTRA拡張対応タイプのカムコーダーAG-HPX600.
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今年の秋ぐらいに発売予定。
次は、従来の「P2カード」をSDメモリーカードサイズに小型化し、かつAVCイントラクラス200の高速リード/ライトが可能な新しいプロ用メモリーカード。
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左のP2アダプターに下から差し込んで使用する。2013年春ぐらいに予定。
最後は、開発中のAVC-ULTRA「AVC-Intra444」4Kカメラレコーダー。
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次は、NAB開催中に毎日発行されるDAILYNEWSから「Breaking News can not wait」と題してJVCから
発表されたハンデイタイプのカメラ「GY-HM600」シリーズ。

あのNanoflashが半額に! 

毎年NABが近くなると新製品情報が毎日メールで送られてくる。見る方もややこしいが、注目はConvergent DesignのGeminiが4Kに。それと同時にあのNanoflashが半額の値段設定。別に現状維持でこんなにたたき売りをしなくてもいいのでは?。
Convergent Design Unveils New Innovative 4K RAW Recorder
Convergent Design announced the newest member of their recorder series: Gemini RAW. This fifth generation design supports 4K RAW recording with live-preview and playback to a 4K monitor. Gemini RAW includes many industry leading, one-of-a-kind features, such as four camera recording / quad-split playback (in HD), AVID DNxHD[トレードマーク] CODEC (RGB and YCC), uncompressed RGB 444, stereo 3D, simultaneous recording of RAW/Dailies, and 120fps support (in 2K/HD).
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Gemini RAW is expected to begin shipping in late Fall 2012. Price is yet to be determined.

nanoFlash Gets a NEW LOWER PRICE
Convergent Design announced a drastic price reduction on their popular, field-proven nanoFlash recorder. The price has been reduced approximately $1,000 USD. Get one, get TWO, today!
Convergent Design is promising a new firmware update for nanoFlash after NAB. Stay tuned!

NAB 2012: See Us, Booth C9918
We are excited for another great year at NAB. Visit us at Booth C9918 to see our Convergent Design family of recorders, meet the team, and learn more about our recording .
See Gemini 4:4:4 also at:
Canon C4325 ,Sony C11001 ,IO Industries C12342 ,IndieCam C9638 ,Lux Media Plan N214 ,P+S Technik C9733 ,Weisscam C8740 ,Abel Cine C8932 ,B&H - The Studio C10718 ,BandPro C10308
上記はGeminiが展示されるブースであるが、Canon,SONYにも。またロス近郊Burbankにある全米No1の高級ビデオ店BandProバンプロにも展示される。SONYもSRMASTERの対抗品にもかかわらず自分のCDに許可するもんだ。SONYがNanoflashでやったように、このGeminiもF-3とセット購入で$1000ぐらいのリベートが貰えるかも。
















F/A-18Fスーパーホーネット墜落。

ヴァージニア州ノーフォークにあるNASオシアナ基地VFA-106所属のスパホが墜落したらしい。訓練飛行に離陸直後にメカトラブルによりヴァージニアビーチにあるアパートに突っ込んだようだ。2人のパイロットは無事脱出してともに軽傷。民間人にも死者が出ていないようだ。VFA-106と言えば西海岸のVFA-122と共にデモ飛行で有名な部隊。前座席に飛行訓練生、後部に教官が乗っていたが、デモの訓練だったろうか。
墜落地点のアパート。離陸の際は北東にのびる滑走路を使用するため離陸直後に墜落したようだ。
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双尾翼であるが、焼け焦げているために機体番号や部隊マーキングは、判別不可能。
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フリーウエイI-264(通称バージニアビーチハイウエイ)から撮られた墜落機。                    article-2126223-127EC516000005DC-429_964x597.jpg
墜落した機体と同型機。これは昨年オシアナ基地を訪問した際に撮った同部隊のスパホ。
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この基地周辺は毎日大西洋で訓練する飛行機の通過点になっており騒音が非常にやかましい。日本の厚木基地に似ている。
まあ6月初めにこのバージニアビーチで航空ショーがあるので墜落現場を見学して来よう。


イスラエル空軍F-15のスーパーショット。

エル・セントロでお会いしたイギリスのカメラマンからイスラエル空軍F-15のスーパーショットがメールで送られてきた。彼によるとサルジニア島南部にあるDecimomannu空軍基地から離陸していきなり右に1回転。この間僅か4秒。高度はTree-topの超低空。爆音のため近くの民家の窓ガラスが割れまくったと言う。やっぱりこのようなカットはビデオカメラで撮るべき。
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このF-15はイスラエルTel Nof空軍基地の106 Sqn所属機。この操縦行為によりパイロットとナビゲーターは1週間の刑務所行きとなり更に1年間の飛行禁止処分を食らったという。撮影日は2010年11月。2011年にもイスラエル空軍は参加しており それに燃料タンクを2個つけたままで演習するとは、イランの核施設の攻撃を想定してだろうか。81年のイラク・オシラクの核施設を空爆破壊したときはF-16が使用されたが、今回のイランの場合はF-15を予定。



2012エル・セントロ航空ショーに行って来ました。

今年も航空ショーが始まりましたが、米空軍デモチームが国防費カットのため解散、参加しない予定。まったく楽しくないような。が例年通りブルーエンジェルの冬季トレーニング基地エル・セントロに来ました。昨年同様基地外からの撮影になりましたが、同じポイントだとフェンスが邪魔。そこで周りを見渡すと牧畜用の餌「Hay」が積み重ねていた。
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これを上までよじ登りカメラと三脚を設置。VFで覗くとちょうどフェンスが入らない高さ。
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後で映像をみたが、ソロがアフタターバーナー全開で離陸するカットがやや斜めからバッチリ。
                    
その後、このHayの上に昇っていたカメラマンがコントロールタワーから見えたらしく基地内のミリタリー警察が来てみんなKick out。DeadZoneであるため危険区域であるらしい。
今回の収穫は、イギリスから来た軍用機専門のカメラマンに出会ったこと。これは彼の名刺であるが、よく見るとダビデのマークを付けたイスラエル空軍のF-15。場所は、イタリアのサルジニア島。ここで年に一回NATO空軍の実戦さながらの演習がありその時のカット。
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このような演習を撮影できるところはアメリカにもなく興味深々で聞かせていただいた。

2012春節パレードを撮るカメラマンたち。

特設会場真上にはコントロールカメラ。
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真下ではManhattanHD液晶モニターを見ながらリモコンでカメラチャック。
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中国系ケーブルテレビのクルー。中国人にはSONYのカメラは人気がある。Z5Uか?三脚はバックからしてLibec製。
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Fox系2チャンネルはパナのAG-HPX305でENGスタイル。
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会場すぐ横で爆竹の炸裂を撮っていたらNBC系のテレビクルーが割り込んできた。このPMW-350は相当使いこまれている。マイクは先がひん曲がりボデイには傷が多数。
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キャノンカメラを乗せた電動リモコン雲台を地面に置き、リモコンでコントロール。
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2012春節パレード。

今年もサンフランシスコ恒例の中国旧正月を祝うパレードが行われた。出発地点はマーケット通りからユニオンSQを通り中国人街まで。今回もカメラのお蔭で通りの真ん中で撮影。
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最後の竜と一緒に爆竹を撮影しながらユニオンSQにある特設会場前まで歩く。放送を中継していた中国語放送チャンネル26のアナウンサーとソニーのカメラ。レンズはフジノン13倍。
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真正面のデパートMacy'sにも獅子舞を観る見物客が。
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今年の爆竹は特に激しかった。最初近くで撮っていたが煙と埃で息苦しくなり前方へ。

DVW-A500無事到着。

90年代初頭から撮りためていたβカムSPとデジタルβカムのテープの再生とデジタル化するために日本で購入したDVW-A500が本日無事に到着。というのは、サンフランシスコのレンタル店に問い合わせたが、両フォーマットをHDにアップコンバート可能なHDW-M2000はどこにもなかった。それにしてもどこの放送局、ポスプロにもあったかつての名機DVW-A500も今は10万円以下で購入できる。ドラムはそんなに回っていなかったが、約10年間日本に置きっぱなしになっていたテープを再生できるか不安であったが別に問題はなかった。
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デジタルβカム10本入りの箱。当時40分テープ1本で3500円ぐらい。今のHDCAMより高価だった。
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左は初期のケース。タイトルには96年12月30日チェチェンの首都グローズヌイとある。中身は祝砲のためか機関銃を真上に向けて連射するゲリラや市民のダンス。右は、97年以降のテープ。97年10月キューバのサンタクララで撮影したチェ・ゲバラの式典となっている。
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これは、相当昔のβカムSP。92年4月29日、平壌行きの列車の食堂車内で女性車掌が流行歌『口笛』を歌うとある。この時北朝鮮にはBVW-400を持参して30分テープを20本ぐらい回した。
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まだ金日成も健在で、日本人拉致の問題もまだ表面化されていなかったためか、自由に撮影もできた。一般市民との会話や運動会、平壌郊外の託児所と水力発電所への訪問、開城、板門店へも。ただこの国だけは単独行動が許されず、ガイドが常についてうっとうしかった記憶がある。
いずれにしても合計400本もあるテープをどうするか?A500のSD-SDIにHD-SDI出力があるHDアップコンバーターを接続して最終的にAVCHDのPHモードでSDカードにダビング。Ediusで編集してHDDに保存がいいだろう。情報では、デジタルβカムをHDにアップコンバートすると少なくとも、HDVより切れのある映像になるらしい。



2011 フリートウィークその②

10月8日土曜日、フリートウィーク撮影のために朝3時に起床。撮影場所Fort Masonに到着したのが4時半ぐらい。当然のごとく誰もいなく、暇であるし、PCで日本のNHK総合をReal Timeで観る。
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6時半ぐらいにやっと日の出。
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撮影ポイントとしては一番人気のためか開始11時ぐらいになるとこんなにカメラマンが。結構プロの方がいて戦闘機がこちらに向かってくると一斉にシャッターを切る。
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ブルース5番機のSneak Pass。よく見ると主翼が捩れ、コクピット後ろの風防にもベイパー。

F/A-18の理想的なベイパーコーン。周囲から歓声が。

尚、このフリートウィークの模様については、12月27日発売のミリタリー月刊誌『丸』2012年2月号を御覧ください。この場所で知り合いになった日本のプロカメラマンによるカッコいいカラー写真が多数観られます。

次期主力戦闘機F35。

やはりそうだったか。興味深く見守っていた次期主力戦闘機に最新鋭ステルス戦闘機F35が決定。
ステルス機を開発中の中国やロシア空軍のT-50などに対抗する狙いがあるのだろう。それにしてもこのF-35に日の丸は似合わない。今月のCombat Aircraftもテスト中のF35の記事が。
表紙は、USSワスプに着艦状態に入るF35.
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これは10月より海兵隊パイロットによって始まった艦船での垂直離着艦テスト。これぐらい近くだと、さぞかしやかましいだろう。
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エドワーズ空軍基地では、オランダ空軍パイロットによってテスト中。現在のオランダ空軍主力戦闘機F-16から全面的に切り換えで85機を導入予定。
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最後に、特集でニミッツ級の最終艦となる空母USSジョージ・H・W・ブッシュ ( CVN-77)。その中で発艦するF/A-18Cはマニアなら是非撮ってみたいカット。
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カタパルトのすぐ後ろで撮影したものであろうか。いずれにしても、この距離でビデオカメラを回すと、音は歪むし、画面には横線のノイズが走るはず。

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